錫の板と本物の楓の葉を一緒に圧延して、木槌で打ち出して造形しました。
そのため紅葉の形は一枚一枚違います。
[材質]錫
[製法]鍛造
[サイズ]W175 x D65 x H5(mm)
[作者]近藤 美成子
[企画]高岡銅器協同組合
高岡金工
自宅で楽しむちょっとした贅沢
高岡の金工技術を活かした手作りテーブルウェア
金工の街として全国に知られる富山県高岡市の工芸の歴史は江戸時代初期、加賀藩主前田利長公が7人の鋳物師(いもじ)を招いて金屋町に住まわせたことに始まり、明治期には万国博覧会出展を機に欧米でも高い評価を得ました。
近年では鉄や銅合金の他、金、銀などの貴金属、アルミ、亜鉛、錫といった様々な金属を用いた鋳造も行われ、 他にも鍛造、切削といった造形法も用いられ、彫金や象嵌といった加工技術や伝統的な着色法も合わせて多様な製造方法によって多彩な工芸品が作られています。
このたび手仕事を基本とした伝統的技法を駆使した金属工芸品を「高岡金工」として制作 ・認定し、ご紹介することとなりました。
ぜひとも末長くご愛用いただきますようお願い申し上げます。
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