島根県江津市
元重製陶所
元重製陶所は島根県西部の石見地方、江津市で、石見焼のすり鉢、
石見焼は国指定の伝統工芸品にも選ばれており、耐火度の高い良質な石見の土を通常の陶器よりもはるかに高熱の1300℃以上で焼成することで、磁器のように硬くて軽い丈夫な器を作ることができます。
石見焼の特長はすり鉢の内側のギザギザの目(くし目)に活かされており、磁器とは異なり表面に特有のざらざら感を持つ陶器の表面が、食材をしっかりとらえます。
くし目はすり鉢の命と言える部分のため、職人が丁寧に一つ一つ手作業でつけております。機械生産のすり鉢とはすり味が全く異なります。
すり鉢はすべて国内で生産しており、材料も安心安全なものを使用しております。
粘土は地元の島根県・石見地方のものと、美濃焼で有名な岐阜県・多治見地方のものを混ぜたものを使用。色付けで使用する釉薬や内薬は、人体に有害となる鉛が一切含まれていないものを使用しております。
元重製陶所は大正14年の創業以来、石見焼の伝統を受け継ぎ、生活陶器を全国に出荷してきました。 すり鉢の生産は年間約30万個に達しており、国内でも有数のすり鉢メーカーとなっています。
元重製陶所の、キッチンからそのまま食卓へ持っていける「もとしげ」ブランドのすり鉢、おろし器はコチラからご覧ください。